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液体充填機・充填ライン.comの課題解決事例 機械導入事例

ガラス瓶用ジャム充填ライン導入事例

充填対象製品 ジャム
充填量 185g~1kg
充填容器
容器サイズ H90×φ63(185g) 、 H140× φ93
能力 70本/分(185g)
業界 食品
導入範囲 温洗瓶機、充填機、キャッパー、殺菌冷却器、除水機、検瓶機、アキューム、キャップシュリンク
充填機 直線連続式ピストン充填機(ショートノズル式)
キャッパー スチームキャッパー
洗瓶機 直線連続式温水洗瓶機
殺菌冷却機/冷却機 直線連続シャワー式殺菌冷却機

全体ライン工程

ガラス瓶用ジャム充填ライン|液体充填機・充填ライン.com

  1. 温洗瓶機

  2. 充填機

  3. 金付チェッカー

  4. キャッパー

  5. 殺菌冷却器

  6. 除水機

  7. 検瓶装置

  8. キャップシュリンク

  9. ラベラー

青枠は当社導入範囲

お客様の課題

ジャム充填ラインの導入事例です。既設工場には紙カップラインが稼働中でしたが、瓶製品の生産量増加に伴い、瓶充填ラインを導入したいとのご要望を頂戴しました。
当事例のお客様は、瓶充填ラインの新設に伴い、下記の課題を持たれていました。

  1. 紙パックラインがドライ環境で稼働しており、瓶充填ラインも同様にドライ環境に設置する
  2. ジャムに果肉が入っており、果肉の大きさにより重量差が出ることを回避する
  3. 既設工場内の限られたスペースに自動化ラインを設置し、生産性を向上する
  4. キャップと瓶口間に水が残ることによる、蓋の錆発生を回避する
  5. 検査装置を導入し、品質を向上させる
  6. 製品価値向上のため、果肉をつぶさず充填する

紙パックラインの導入時、当社の提案力や課題解決能力を評価頂いており、瓶充填ラインも当社のみにお声かけ頂きました。

提案内容

ドライ環境に設置するご要望であり、水による洗瓶を行えないため、エアリンスにて洗瓶できる洗瓶機を採用しました。設置スペースに限りがあり殺菌冷却機の設置スペースを確保することが困難でしたが、複数回にわたる現地調査と動線の確認を行い、レイアウトを最適化しました。
重量のばらつきについて、後段の重量チェッカーから重量値のフィードバックをもらい、制御することで対応しました。
また、当社は充填機における液導を工夫し、果肉をつぶしにくい構造の充填機を開発しており、充填テストを行った際に、当課題をクリアできることを確認頂きました。

加えて、除水品質を向上させるため、瓶を回転させながら搬送する仕様とし、テストにて除水ノズルの形状と除水角度を最適化しました。検査については、最終的には作業者による目視検査となりましたが、バックライトを当てることで側面と底面を検査できるコンベアを採用し導入しました。

導入の効果・当社のサービス

上記の提案により、お客様が持たれていた課題を解決することが可能となり、生産性向上や歩留まり向上を実現することができました。また、温瓶機からキャップシュリンクまでの一貫対応を行ったことで、複数社の外注管理がなくなり、お客様の管理負担を低減しながら充填ラインの自動化を実現しました。

液体充填機・充填ライン.comはこれまで、”無理難題”に対応し、困難な課題を解決してきました。当事例のように、ヒヤリングによりご要望や課題をお聞かせ頂き、また潜在的な課題も抽出することで、最適な提案を行います。液体充填機の導入を検討中の皆様、お気軽に当社に御相談ください。

【ジャム充填動画は以下にて確認頂けます】

技術資料・カタログ

当事例に関わる技術資料・カタログの無料ダウンロードが可能です。

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