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液体充填機・充填ライン.comの課題解決事例 機械導入事例

ピーナッツバター・チョコレートソース充填ライン導入事例

充填対象製品 ピーナッツバター、チョコレートソース 
充填量 250g,300g
充填容器 カップ
容器サイズ φ80×H40(250g)
□100×H40(300g)
□105×H40(300g)
能力 17回/分(全ての容量で同様)
業界 食品
導入範囲 カップ供給機、エアー洗浄機、充填、窒素置換、カップシール、取り出し装置
充填機 カップ充填シール機
洗瓶機 エアー洗浄機(カップ充填シール機内)

全体ライン工程

ピーナッツバター、チョコレートソース充填ライン導入事例|液体充填機・充填ライン.com

  1. カップ供給機

  2. エアー洗浄機

  3. 充填

  4. 窒素置換

  5. カップシール

  6. 取り出し装置

  7. X線異物検査装置

  8. オーバーキャッパー

  9. ラベラー

  10. ケーサー

青枠は当社導入範囲

お客様の課題

ピーナッツバター・チョコレートソース 兼用充填ラインの導入事例です。容器供給→洗浄→充填→シール→取り出しまでが一体化されているカップシール充填機を導入しております。
他社充填機を使用しておられましたが、充填精度が悪く歩留まりが低下していたことから、高粘度製品の充填に強みを持つ当社にお声かけ頂きました。
当事例のお客様は充填精度を向上させるとともに以下のような課題を持たれていました。
①ピーナッツバター充填の際、ピーナッツの粒の影響で切替バルブの動作不良が起こっていた。動作不良発生を回避し、生産性向上につなげる。
②チョコレートソースは高粘度であり、充填時に糸引きが発生しやすい。糸引きによる充填精度の低下・歩留まり低下、容器が汚れる等の問題を回避する。
③窒素置換率を95%以上とし、品質向上につなげる

上記課題を解決しお客様のご要望にお応えするため、以下の提案を行いました。

提案内容

まず、マヨネーズは高粘度であり、糸引きの対策は必須となります。糸引き発生は、容器が汚れ製品品質の低下につながる他、歩留まり低下にも起因します。当社は、マヨネーズ充填を最適化したシャットノズルを設計・開発し、糸引き発生リスクを回避することで、製品品質の維持を実現しています。

ブローボトルのマヨネーズ充填ラインにおいて、インダクションシーラーの前工程は全て内製化しており、ブローボトルの口切り・リーマーを自社にて最適化することが可能です。当事例のお客様の課題のように、形状が斜めになったりバリが発生するとシール不良が発生するリスクがあります。当社は、切り刃・研磨刃の工夫(特注化)を行い、試作を複数回繰り返すことで口切り・リーマー工程を最適化しました。これにより、シール不良を激減することが可能となりました。

また、工程・能力・仕様に合わせてエアリンサーの仕様最適化、お客様要望の置換率を実現する窒素置換を行い、高品質化を実現しました。

導入の効果・当社のサービス

マヨネーズの特性を熟知した当社の提案・工夫により、お客様の海外輸出基準をクリアした事例となります。

液体充填機・充填ライン.comはこれまで、”無理難題”に対応し、困難な課題を解決してきました。当事例のように、ヒヤリングによりご要望や課題をお聞かせ頂き、また潜在的な課題も抽出することで、最適な提案を行います。液体充填機の導入を検討中の皆様、お気軽に当社に御相談ください。

【カップ充填シール機の動画は以下より確認頂けます】

技術資料・カタログ

当事例に関わる技術資料・カタログの無料ダウンロードが可能です。

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