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液体充填機・充填ライン.comの課題解決事例 機械導入事例

マヨネーズ用充填ライン導入事例

充填対象製品 マヨネーズ
充填量 500g 1000g
充填容器 ブローボトル
容器サイズ 口φ37.5×胴φ70×H150mm(500g)
口φ37.5×胴φ100×H231mm(1000g)
能力 15回/分(500g) 10回/分(1000g)
業界 食品
導入範囲 口切り装置、高さ検知、リーマー、エアー洗瓶機、充填機、窒素置換装置、キャッパー、インダクションシーラー
充填機 間欠ロータリー式ピストン充填機(ロングノズル式)
キャッパー 自動直線式スクリューキャッパー
洗瓶機 直線間欠式エアー洗瓶機

全体ライン工程

マヨネーズ充填ライン導入事例|液体充填機・充填ライン.com

  1. 口切り装置

  2. 高さ検知

  3. リーマー

  4. エアー洗瓶機

  5. 充填機

  6. 窒素置換装置

  7. キャッパー

  8. インダクションシーラー

  9. ラベラー

  10. 包装機

  11. ケーサー

青枠は当社導入範囲

お客様の課題

マヨネーズ充填ラインの導入事例です。海外輸出用マヨネーズの量産ラインを構築することになり、マヨネーズ充填ラインを多く手掛ける当社に依頼をいただきました。
当事例のお客様は、これまで使用されていたマヨネーズ充填ラインについて、以下のような課題を持たれていました。

①高粘度の液体であり、液だれ・糸引きが発生し容器が汚れることがあり、液だれ防止により歩留まり向上、製品価値向上を実現する
②ブローボトルの口切り後、切断面が水平にならず、またバリ除去が十分でないためシールがつかないことがあった。品質不良に繋がるため、口切り・リーマー工程を改善し品質安定化を実現です。
③リーマー工程の後、除去したバリが容器内に混入する可能性があるため、洗浄能力を高めたリンサーにて確実に除去する。
④海外向け製品の量産であり、窒素置換を行うことにより高品質化を実現する。

上記課題を解決し、要望にお応えするため、以下のような提案を行いました。

提案内容

まず、マヨネーズは高粘度であり、糸引きの対策は必須となります。糸引き発生は、容器が汚れ製品品質の低下につながる他、歩留まり低下にも起因します。当社は、マヨネーズ充填を最適化したシャットノズルを設計・開発し、糸引き発生リスクを回避することで、製品品質の維持を実現しています。

ブローボトルのマヨネーズ充填ラインにおいて、インダクションシーラーの前工程は全て内製化しており、ブローボトルの口切り・リーマーを自社にて最適化することが可能です。当事例のお客様の課題のように、形状が斜めになったりバリが発生するとシール不良が発生するリスクがあります。当社は、切り刃・研磨刃の工夫(特注化)を行い、試作を複数回繰り返すことで口切り・リーマー工程を最適化しました。これにより、シール不良を激減することが可能となりました。

また、工程・能力・仕様に合わせてエアリンサーの仕様最適化、お客様要望の置換率を実現する窒素置換を行い、高品質化を実現しました。

導入の効果・当社のサービス

マヨネーズの特性を熟知した当社の提案・工夫により、お客様の海外輸出基準をクリアした事例となります。

液体充填機・充填ライン.comはこれまで、”無理難題”に対応し、困難な課題を解決してきました。当事例のように、ヒヤリングによりご要望や課題をお聞かせ頂き、また潜在的な課題も抽出することで、最適な提案を行います。液体充填機の導入を検討中の皆様、お気軽に当社に御相談ください。

技術資料・カタログ

当事例に関わる技術資料・カタログの無料ダウンロードが可能です。

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