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液体充填機・充填ライン.comの課題解決事例 機械導入事例

油性塗料充填ラインの導入事例

充填対象製品 油性塗料
充填量 700ml,1600ml
充填容器
能力 700ml:25缶 1600ml:22缶
業界 工業
導入範囲 充填、キャッパー
充填機 直線間欠式ピストン充填機(ショートノズル式)
キャッパー 自動直線式打栓キャッパー

全体ライン工程

油性塗料充填ライン 図面画像

  1. 容器供給機

  2. 充填

  3. キャッパー

  4. ラベラー

青枠は当社導入範囲

お客様の課題

油性塗料充填ラインの導入事例です。防爆仕様の充填ラインとなります。当事例のお客様は、以下のような課題を持たれていました。

  1. 既設充填機の入れ替えにより、塗料の飛び散りや液だれによる作業性低下、歩留まり低下を回避する
  2. 容器が決まった位置で停止しないことがあり、充填部がずれてしまうこともあったため、容器ずれを回避する
  3. 新規充填機の導入で上記のような付加価値を付けたいが、設置スペースは同箇所とすることで、充填ライン導入に伴う付随工事にかかるコストを抑える。

従来、他社メーカー様の充填機をご使用でしたが、工業系の自動充填ラインの導入事例を数多くもち、充填機のカスタマイズにも強みを持つ当社をご選定頂きました。

提案内容

今回、安全上防爆構造での対応となったため、制御盤はエアパージ仕様で、モータ・電磁弁等は防爆仕様としております。また、防爆仕様の中継端子を介して制御部とセンサーを繋いでいます。

当事例のポイントは、液だれや飛び散りを回避することで作業性や歩留まりを向上することにありました。充填ノズルには多孔式の特注ノズルを採用し液だれ防止機構も特注仕様としております。孔の角度、サイズ、数を試行錯誤し最適化することで、飛び散りを回避しています。

容器の搬送精度を向上させるため、従来はインデックスの間欠送りでしたが、サーボモータによる制御に変更しています。さらに、送りコンベアと充填コンベアの制御を分けることで、調整をしやすくし、容器搬送精度を向上させています。

今回、既設機のスペース内に、新規充填機を収める必要があり、また充填ホッパーの位置も固定であったため、搬送機や充填機をカスタマイズしレイアウトを構築しています。

導入の効果・当社のサービス

当社充填機を初めて採用頂くお客様でしたが、お客様の最大の課題であった液だれ、飛び散りを回避できたことで、当社を高く評価頂いた事例となります。また、アフターサービスについても満足頂き、継続的に充填機のご相談を頂いております。

液体充填機・充填ライン.comはこれまで、”無理難題”に対応し、困難な課題を解決してきました。当事例のように、ヒヤリングによりご要望や課題をお聞かせ頂き、また潜在的な課題も抽出することで、最適な提案を行います。液体充填機の導入を検討中の皆様、お気軽に当社に御相談ください。

技術資料・カタログ

当事例に関わる技術資料・カタログの無料ダウンロードが可能です。

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