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液体充填機・充填ライン.comの課題解決事例 機械導入事例

甘酒充填ラインの導入事例

充填対象製品 甘酒
充填量 300ml~1ℓ
充填容器 ペットボトル 瓶
能力 60本/分 350ml
業界 食品
導入範囲 温瓶機、充填機、①樹脂用キャッパー、②PPキャッパー、転倒殺菌機、冷却機、アキューム、IJP、①タックラベラー、②シュリンクラベラー
充填機 直線連続式ピストン充填機(ロングノズル式)
キャッパー 自動ロータリー式打栓キャッパー
洗瓶機 容器反転連続式自動ロータリー温水洗瓶機
殺菌冷却機/冷却機 直線連続シャワー式冷却機

全体ライン工程

甘酒充填ライン 図面画像

  1. 容器供給機

  2. 洗瓶機

  3. 温瓶機

  4. 充填機

  5. キャッパー

  6. 転倒殺菌機

  7. 冷却機

  8. IJP

  9. ラベラー

  10. 包装・梱包

  11. パレタイザー

青枠は当社導入範囲

お客様の課題

甘酒充填ラインの導入事例です。従来は甘酒充填を半自動にて行っていましたが、生産量増加に伴い自動化要望を頂戴しました。
当事例のお客様は、甘酒充填の自動化に伴い、下記の課題を持たれていました。

  1. 他社製半自動充填機では液だれが頻発する。液だれをなくすことで歩留まりを向上する
  2. 液だれ対策を行った上で、万が一液だれが発生した場合の清掃も自動化し、作業効率と衛生性を向上する
  3. 充填精度誤差1%以内を実現し、歩留まりを向上する
  4. 瓶とペットボトルの兼用ラインとすることで初期コストを抑える

複数社の充填機メーカーにお声かけされていましたが、これらの課題を解決でき、また40年以上の自動充填ライン納入実績を持つ当社をご選定頂きました。

提案内容

甘酒の粘度が高く、充填後の冷却に時間を要するため、冷却機が大型化しますが、複数回にわたる現地調査とヒヤリング、動線確認を行い、レイアウトを最適化しました。また、 瓶とペットボトルの兼用仕様であり、それらも考慮し、レイアウト構築を行いました。
液だれについて、当社は液だれのしにくいノズル構造を開発していますので、液だれリスクを最小限まで抑えています。さらに、万が一の液だれに備え、充填部のコンベアには水シャワーを設け、洗浄を自動化しました。
お客様ご要望ではありませんでしたが、当事例のお客様は製品品質の向上という潜在的な課題があったため、キャッパーに口洗浄機構を取り付け、ネジ部を水洗浄することで、キャップ時に製品を噛んでしまうリスクを回避することを提案しました。

導入の効果・当社のサービス

当事例では、メーカー選定段階での充填テストにおいて他社と比較し当社の充填精度が優れていることを確認頂き、当社を選定頂きました。当社は、これまでのノウハウを用いて高精度充填を可能とする充填機を開発しており、当事例でも歩留まり向上が可能となりました。また、自動化による生産性向上はもちろん、口洗浄による不良リスクの排除、充填ラインを一社に発注することでの管理負担軽減など、多様な効果を生み出した事例となります。

液体充填機・充填ライン.comはこれまで、”無理難題”に対応し、困難な課題を解決してきました。当事例のように、ヒヤリングによりご要望や課題をお聞かせ頂き、また潜在的な課題も抽出することで、最適な提案を行います。液体充填機の導入を検討中の皆様、お気軽に当社に御相談ください。

技術資料・カタログ

当事例に関わる技術資料・カタログの無料ダウンロードが可能です。

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