キムチ・漬物の充填!充填におけるポイントとは?
キムチ・漬物の充填について
スーパー、コンビニ、道の駅等で市販されているキムチや漬物には様々な種類があります。キムチ・漬物と充填機は一見結びつかないように感じますが、これらの中には自動または半自動の充填機を使用し、効率よく容器に充填できるものがあります。今回は液体充填機及び升切り式充填機を使用した、キムチ・漬物の容器への充填について解説します。
キムチ・漬物の種類と充填容器
市販されているキムチ・漬物は、大根やきゅうりの一本ものから細かく刻まれた状態のものまで多岐にわたります。これらの中で充填機を使用できるものはある程度の大きさ以下に切られたものとなります。カップに入ったキムチや、袋に入った野沢菜をイメージしていただければよいかと思います。製品を充填する容器は、カップシール容器、広口容器および袋が大半となります。
キムチ・漬物の充填に最適な充填機
キムチ・漬物の充填にはピストン式液体充填機または升切り式充填機を使用します。
【ピストン充填機ショートノズル式充填機】
白菜キムチ等でつけ汁の多い製品の充填にはピストン充填機ショートノズル式が最適です。ある程度の水分があり、具材も柔らかい場合は、ホッパからピストンへの吸い込みとノズルからの吐出を、具材入りの液体充填と同様に安定して行うことができます。ノズルにはシャットノズルを採用することで、ノズルへの具材のぶら下がりや液だれを防止することができます。1ヘッドの充填機であれば容器を手持ちまたは容器台への手供給により半自動充填が可能となります。カップシール容器、広口容器等に自動充填を行いたい場合は直線式自動充填機とします。また、袋に自動充填を行いたい場合は間欠ロータリー式自動充填機とします。
【升切り式充填機】
水分の少ない白菜キムチ、野沢菜漬け、ザーサイ等の製品の充填には升切り式充填機が最適です。ホッパ内の製品を、押し込み撹拌羽根により計量升に押し込み、容器内へ排出する構造のため、水分の少ないキムチ・漬物を安定して一定容量を充填することができます。ピストン式充填機と同じく、1ヘッドの充填機であれば容器を手持ちまたは容器台への手供給により半自動充填が可能となります。カップシール容器、広口容器等に自動充填を行いたい場合は直線式自動充填機とします。また、袋に自動充填を行いたい場合は間欠ロータリー式自動充填機とします。
キムチ・漬物の充填機を検討する際には、装置メーカーとの十分なテストとライン構成 の打合せをおすすめします。
液体充填機・充填ライン.comを運営する株式会社メイワはキムチ・漬物の充填機に加え、ぬか床の充填設備も実績がございます。お気軽にご相談ください。
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液体充填機・充填ライン.comを運営する株式会社メイワでは、ピストン式充填機、ボリューム式充填機、グラビティ―式充填機、ウェイト式充填機はもちろん、洗瓶からバレタイザーまで充填ラインの一貫対応も可能です。
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