フリーズドライ製品の充填が可能な充填機とは?詳しく解説!
フリーズドライ製品充填のポイントとは?
フリーズドライ製品の充填は多連のショートノズルを使用して行います。フリーズドライ製品は具材が多く含まれているものが多く、液導経路へのつまりを無くし安定した充填を行うための配慮が必要となります。また、充填機は具材のサイズに応じた最適な液導径を選定する必要があります。
充填ノズルはブロックシートのデザインに合わせた配置とし、位置・本数ともに容易に変更可能な構造とします。具材の種類によっては、切り刃内蔵充填ノズルを選定しノズル内へのつまりや先端のぶら下がりを抑制します。また、乾燥具材の充填には専用充填機を追加する必要があります。
これらの工夫により充填後の人手によるならしが不要となり、ブロックごとに効率的に精度の良いフリーズドライ製品の充填が可能となります。
フリーズドライ充填を動画でご紹介!
フリーズドライの充填動画を以下にて確認頂けます。
フリーズドライ製品の充填が可能な充填機とは?
ピストン式充填機
ピストン式充填機(容量式充填機)とは、ピストンを用いて、シリンダー内の充填物を必要量吸引した後、弁を開け容器(ペットボトル、瓶など)に充填を行う充填機です。ピストン式充填機は構造が複雑ですが、性能が非常に高いため、多くの充填ラインで使用されています。一般的にピストン式充填機は、調味料、醤油、酢、食用油、ジャムなどの充填に用いられます。
フリーズドライの充填ライン導入事例のご紹介
フリーズドライ(卵スープ)用充填ライン導入事例
こちらの事例では、お客様は主に下記の課題を持たれていました。
- 容器ならびにパッケージなどの外装の重量を含まない、実際の正味量を計測する
- 充填時、具材の充填量にばらつきが出ないようにする。
そこで、当社は6列25ショットで1分間に400個で充填することができるフリーズドライ用充填機の導入をご提案しました。
また、充填量を正確に計量するため、容器や外装の重量を除いた正味量を計量する必要がありました。充填前と充填後にそれぞれ重量チェッカーを設置し、充填後の重量から充填前の重量を差し引くことで、正味量を把握するライン構成としました。
お客様のニーズに合致した機器導入により、生産性の向上とともに製品品質の向上を実現しました。
フリーズドライ用充填ライン導入事例
こちらの事例では、お客様は主に下記の課題を持たれていました。
- 生産性を向上させるだけではなく、手作業と同様の充填精度をだすことで、歩留まりを向上させる。
- 一台の充填機で、異なる容量の充填を行うことで初期コストを抑える
そこで、当社は425個/分もしくは300個/分で充填することができるフリーズドライ用の充填機を導入しました。
当事例のお客様は他社製半自動充填機を導入された経験を持たれていますが、その際に充填量がばらつくという問題が発生していました。充填時、ノズルから野菜などの具材がぶら下がり充填しきれないことが原因で、バラツキが発生していたため、カットノズルを搭載することで具材のぶら下がりを防ぎました。
カットノズルの搭載による充填精度向上や、1台の充填機で2種の充填量に対応したことによる初期コストの低減など、お客様の課題解決を実現しました。
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液体充填機・充填ライン.comを運営する株式会社メイワでは、ピストン式充填機、ボリューム式充填機、グラビティ―式充填機、ウェイト式充填機はもちろん、洗瓶からバレタイザーまで充填ラインの一貫対応も可能です。
また当社は、食品から工業製品まで精通しており、50年の納入実績があります。液体充填機の導入には、その生産体制に応じたカスタマイズ能力が求められますが、50年間お客様の課題を解決してきた当社だからこそ、最適な充填機、充填ラインの提案を行うことができます。
液体充填機・充填ラインに関してお困りの方は、液体充填機・充填ライン.comまでお気軽にお問い合わせください!