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軟膏クリームの充填機、選定のポイントと充填の注意点

軟膏クリームの充填における注意点

軟膏クリームは粘度が高いため、充填後の容器内でツノがたったり、ノズルの先端に糸引きが発生したりします。また、容器内で製品への気泡の嚙みこみが発生しやすいため充填量と形状を安定させた充填するためには注意が必要です。

軟膏クリーム用充填機選定のポイント

軟膏クリームの充填にはショートノズルを使用します。上記の通り軟膏クリームはツノ立や糸引きが発生しやすい製品です。これを防止するために、ショートノズル内で充填物の液導をふさぐためのサブピストン動作時に衝撃を与え、製品を振り落とすシャットノズルと呼ばれるノズルを選定します。また製品への気泡の噛みこみに対しては、充填時に容器を回転させることで遠心力により隅まで充填することができます。さらに充填の液面に追従して容器を上下させることによ容器内全体でムラなく、気泡の噛みこみもなく充填することができます。これらのノズル及び構造の選定により充填精度と形状の安定した充填が可能となります。

軟膏クリームの充填に最適な充填機

軟膏クリームの充填にはピストン式充填機が最適です。軟膏クリームは粘度が高いため安定した充填を行うためにはピストン吐出圧を高圧にする必要があります。製品の粘度等の情報やテストサンプルを装置メーカーに提供することで適切な装置選定ができます。設備の構成は生産能力や設置スペース等により選定しますが間欠ロータリー式ピストン充填機や直線間欠式ピストン充填機が適しています。

軟膏クリーム充填の課題解決事例

軟膏クリーム・ローション兼用充填ライン導入事例

軟膏クリームと化粧水(ローション)の兼用充填ラインの導入事例です。当事例のお客様は、生産性向上、製品価値向上を実現するための下記の課題を持たれていました。

  1. 軟膏クリームとローションという物性の違う製品を、同一ラインで充填することで、初期コストを抑える。さらに、限られた既存のスペースに収める
  2. 軟膏クリームの充填の際、容器の隅まで充填することで、充填不良をなくす
  3. 徹底した異物検査により、品質を向上させる
  4. 軟膏クリームの充填完了時に発生する、角立ちを回避する

これらの課題を解決するために、自動充填ラインの導入と充填機のカスタマイズに強みを持つ当社にお声かけ頂きました。

 

上記の課題より、軟膏クリームと化粧水の兼用ラインであるため、シリンダーの型替えのみで両製品の充填が可能なピストン式充填機を採用しました。また、有効スペースが限られていましたので、間欠ロータリー式の充填機を採用しています。レイアウト構築の際、容器の取り出しの工夫が必要であり、エアシリンダー・ロボシリンダーを活用した自動容器取り出し及び移載を採用することで、省スペース化を実現しています。当取り出し装置の近くに作業者がアクセスする可能性があったため、エリアセンサーを設け安全対策も行いました。

軟膏クリームと化粧水(ローション)の兼用充填ライン 図面画像

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液体充填機・充填ライン.comを運営する株式会社メイワでは、ピストン式充填機、ボリューム式充填機、グラビティ―式充填機、ウェイト式充填機はもちろん、洗瓶からバレタイザーまで充填ラインの一貫対応も可能です。また当社は、食品から工業製品まで精通しており、50年の納入実績があります。液体充填機の導入には、その生産体制に応じたカスタマイズ能力が求められますが、50年間お客様の課題を解決してきた当社だからこそ、最適な充填機、充填ラインの提案を行うことができます。液体充填機・充填ラインに関してお困りの方は、液体充填機・充填ライン.comまでお気軽にお問い合わせください!

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液体充填機・充填ライン.comを運営する株式会社メイワは、食品工場を始めとして、医薬品、化粧品、工業製品製造工場など、様々な業界の皆様の“無理難題”に立ち向かい、課題を解決してきました。多品種少量生産から完全自動の量産ラインまで対応させて頂きます。お気軽にお問合せください。